シティコープ証券は今年の8月21日からカバードワラントの販売を開始しているが、年内に販路を拡大すると同時に、欧州の個別株式、株価指標を原資産とするカバードワラントを日本市場で初めて取り扱い銘柄に追加する。
同証券のカバードワラントを販売しているオンライン証券会社は現在DLJdirect SFG証券だけだが、新たに日本オンライン証券が販売を開始する予定になっている。また、ドイツの代表的な株価指標であるDAX指数や、ノキアなど欧州関連のカバードワラントを提供する。国内個別株を原資産とする銘柄も、顧客からの要望が高かったNTTデータ(9613)やセブン-イレブン・ジャパン(8183)なども新規に加えるほか、相場の下落局面に人気化するプットワラントも増やす。
この結果、103銘柄を新たに追加しこれまでの165銘柄から268銘柄に取り扱い銘柄が拡充する。268銘柄の構成は、日本が175銘柄(個別株138銘柄、指標37銘柄)、米国が90銘柄(同48、42)、欧州が13(同6、7)となっている。
■URL
・シティコープ証券
http://cw.citicorp.com/
・DLJdirect SFG証券
http://www.dljdirect-sfg.co.jp/
・日本オンライン証券
http://www.kabu.com/
・注目銘柄をテーマでパッケージした「eワラント」の新商品~GS証券
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/24/doc1143.htm
(別井貴志)
2000/12/08
10:01
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