マイクロソフトは7日、「Microsoft Windows Media Technologies(WMT)」がNTTコミュニケーションズなど2社の配信サービスに採用された、と発表した。インターネットによる映画や音楽の配信サービスの主力ソフトウェアとして同ソフトを選択。マルチプラットフォームでコンテンツの著作権保護技術のレベルの高さが評価された。
NTTコミュニケーションズは、音楽・映像配信サービス事業“Arcstar MUSIC”でWMTを使う。高品質なオーディオやビデオコンテンツの作成が可能で、ダウンロードではWTMの技術の一部である「Digital Rights Management」を導入する。
NTTサテライトコミュニケーションズは、衛星マルチキャスト配信サービス「Mega Wave Select」のインターネット映画配信サービスで同技術を利用する。VHSビデオ並みの画質を持つフォーマットに変換し、ユーザーに配信する計画だ。
■URL
・マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
・マイクロソフトウィンドウズメディア
http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/
・NTTコムのArcstar MUSIC、12月からサービス開始へ
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/30/doc1208.htm
・業務用コンテンツの衛星配信で新サービス~日本SGIなど3社
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/08/29/doc268.htm
(市川徹)
2000/12/07
15:08
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