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Linux環境でのハイアベイラビリティを実現~オラクルとNECが共同で

  日本オラクル(4716)は6日、NEC(6701)と共同でLinux環境では初めてとなる大規模ユーザートランザクションに対応する高可用ソリューションの検証を終えた、と発表した。2001年4月からサービスをスタートさせる。システムの一部に障害が出ても、数分で復旧し処理がそのまま継続可能なハイアベイラビリティ能力をもつ、いわゆる高可用性システムは、Linux環境でも重要なものとして両社はビジネスにつなげる考えだ。

  新ソリューションは、オラクルが来年春に出荷する“Oracle Parallel Server for Linux”とNECの“CLUSTERPRO for Linux”を組み合わせて実現する。並列コンピューターの利用をベースに、負荷を分散しながらひとつのサーバーでトラブルが発生しても、ユーザーは自動的に別のサーバーにログインしてデータベースアプリケーションの作業は継続される。さらにトラブルが起きたサーバーは、不完全な処理のところまで自動的に戻って自動で復旧させる、という。

■URL
・日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/
・NEC
http://www.nec.co.jp/
・Linux、急成長でシェア拡大~IDCの国内サーバーOS予測
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/26/doc832.htm

(市川徹)
2000/12/06 11:31