富士通(6702)は、米ワールドコムが行う広帯域ネットワークインフラ実験の“Terabit Challenge”に参加する企業のひとつに選ばれたことを明らかにした。富士通独自の光波長多重伝送システム“Flashwave OADX”を導入して本格的な採用への働きかけもする。
同実験は、ワールドコム社が実際に敷いたファイバーを使う、広帯域ネットワークインフラのフィールドトライアル。
これに富士通は、毎秒10ギガビットの伝送能力を持つ波長(チャネル)を最大176まで多重化することが可能な独自開発技術で加わる。同社によれば、各チャネルを50ギガヘルツ間隔にすることで、それぞれに88チャネルずつの多重化が可能。世界最大の伝送容量に達している、という。
■URL
・ニュースリリース
http://www.fujitsu.co.jp/jp/news/2000/12/4.html
(市川徹)
2000/12/06
18:46
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