米インテルコーポレーションは香港で5日(現地時間)、“インテル・コミュニケーション基金”を現在の2億ドルから近く5億ドルにまで大幅に引き上げる、と発表した。ワイヤレスコミュニケーションとコンピューティング技術の組み合わせが最大の狙い。次世代インターネット端末などへの応用を目指す技術開発に向ける。
同基金は、インテルのInternetExchangeアーキテクチャやCTMediaソフトウェアなどを使って技術やソリューションを開発する企業への出資を目的に、1999年9月に創設したもの。これまですでに世界の4地域、10カ国の計40以上の案件に出資があった、という。
今回の基金増額は、今後の次世代インターネット時代の到来に向けて行われた。携帯電話とハンドヘルド端末に搭載が見込まれている新技術やアプリケーションへの技術にも対応する。
■URL
・ニュースリリース
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2000/001205.htm
(市川徹)
2000/12/06
10:04
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