電子認証技術などの日本ベリサインは、大学を対象にサーバーIDを割安で提供する「サーバIDアカデミックキャンペーン」をスタートさせた。標準価格に比べ、最大で約67%オフになるなどで、キャンパスのセキュアサイト構築を支援する。
国内では一部の大学で、入試の願書受付、合格発表などの学生向けサービスのオンラインへの移行が始まっていほか、米国のでは、ウェブサイトのセキュリティー対策にとどまらず、学内ネットワークへのアクセスがインターネット上で行われる場合が多いことから、ベリサインの技術を軸に個人用デジタル証明書をICカードに格納し、学生証や教職員証として学生や教職員に配布するケースが急激に増加する傾向にある、という。
そこで日本でもさらに教育機関のいわゆるac.jpドメインに向けて、日本ベリサインが格安提供期間を設けて普及を狙う。標準40ビットSSL対応の「セキュア・サーバーID」を30,000円、暗号強度の高い128ビットSSL対応の「グローバル・サーバーID」を45,000円で提供する。
■URL
・ニュースリリース
http://www.verisign.co.jp/press/2000/pr136_academic.html
・アカデミックキャンペーンサイト
http://digitalid.verisign.co.jp/server/academic/
(市川徹)
2000/12/05
10:12
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