ソニー(6758)は5日、マルチプラットフォーム対応のコミュニケーションサービス事業「PoP-Sync(ポップシンク)」をスタートさせた。ポップシンクカードと呼ぶ独自の入出力フォーマットに情報を入れれば、自社のユーザーなどに同時一斉で配信できるなど、いち早く、しかも継続的な情報の伝達が可能になる。当初はウィンドウズによるアプリケーションサービスとして始めるが、携帯情報端末や携帯電話など利用範囲を順次拡大していく計画だ。
操作は、入会すると同サイトでポップシンクカードが提供され、そこに画像を含めた情報を盛り込み、あとは配信するだけ。さらに同カードを持っている人だけがアクセスできるコミュニティースペースもあり、企業とユーザーのコミュニケーションも図れる。月額基本料金は30万円から。
ソニーは企業を中心にビジネスを進め、アクセス端末を増やしていくことによってユーザー層の拡大も目指す。
■URL
・ニュースリリース
http://www.world.sony.com/JP/News/Press/200012/00-060/
(市川徹)
2000/12/05
09:14
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