ペイメント・ワンは、Java技術を使ったBtoC向け電子商取引のクレジットカード決済処理サービス「Payment-One」を開発し、本格運用を開始した。同社は、「日本のAfter Buy Buttonのプロセス」(ECサイトの課金・決済・回収の業務フロー)を手がけるために1999年12月14日に設立されたASP型金融情報処理会社。ジェイアール東日本情報システムやジャフコ(8595)などが株主になっている。
「Payment-One」は、「コンポーネント」ソフトをECサイトのシステムに組み込むだけで決済サービスを受けることが可能になる。ユーザーが商品やサービスを申し込む際には、通常クレジットカード番号を直接Webページに入力するか、電話・FAX・電子メールで連絡する方法がとられ、これを受けたECサイトは専用端末や電話、FAXでカード会社にオーソリ処理(信用照会)を行っているところが多い。
この場合、結果の確認まで時間や手間がかかるが、「Payment-One」では、SSLを使ったインターネットやVPN、専用線を介して即時(実測値で11秒)にオーソリ処理を行うことができる。
また、Webブラウザー経由でオーソリ、売上データの検索、売上確定処理、取り消し、返品などの処理が可能で、業務の効率化が図れるほか、オンラインですべて確認できるため、ユーザーからの問い合わせなどにも的確に対応することができる。
■URL
・ペイメント・ワン
http://www.payment-one.com/
(別井貴志)
2000/12/04
13:28
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