コンピューターウィルス対策ソフト開発のトレンドマイクロ(4704)は、感染・破壊力の強い新種ウイルス「TROJ\_SHOCKWAVE.A」について、国内企業にも警告を発している。日本では今のところ被害報告がないものの、世界的にはすでに5,000台の被害を受けている国際的な企業を含め3社ある、としており、対応策を公開した。
新ウイルスはメーラーのMicrosoft Outlookを使って感染を広げていく“ワーム”と呼ばれる種類で、今年5月に大きな被害を出したウイルス「VBS_LOVELETTER」と同様に、ウイルスの常駐したパソコンからメールを送ると、そのまま感染を拡大していく力を持っている。
■URL
・ウイルス情報
http://inet.trendmicro.co.jp/virusinfo/important.htm#TROJSHOCKWAVEA
・オンラインスキャンサイト
http://www.trendmicro.co.jp/hcall/scan.htm
(市川徹)
2000/12/04
11:14
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