ソニー(6758)は30日、加入者系無線アクセスシステム「ワイアレスローカルループ(WLL)」を使った高速で大容量のデータ通信サービス「ダイレクトウェイブ」を12月1日から開始する、と発表した。マンション、オフィスなどで高速ネットワークの構築が進んでいることを背景に、膨大な量のデータを速く送信できるサービスを提供する。
周波数は22ギガヘルツ。提供区域内で2km以内の離れた2地点を1対1型でダイレクトに結ぶ。比較的近距離にある事業所などの間で大容量のデータ通信を行いたいなどのニーズに対応する。
価格は6Mbpsで月額15万円、156Mbpsは90万円。契約事務手数料1万5,000円と工事費が必要。全国主要都市でサービスを開始し、順次利用エリアを拡大する計画だ。
■URL
・ニュースリリース
http://www.world.sony.com/JP/News/Press/200011/00-1130
(塩谷麻樹)
2000/11/30
16:43
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