NTTドコモ(9437)は30日、第三世代移動通信システム(IMT-2000)のサービスブランド名を「FOMA」(フォーマ)とすることに決めた、と発表した。Freedom Of Mobile multimedia Accessの頭文字から取ったもので、2001年5月末の事業開始を目指すこととなった。
IMT-2000規格は、W-CDMA方式を採用して干渉や雑音に強い高通話品質を実現するもの。映像配信やテレビ携帯電話なども、同規格によって初めて具体性を帯びてくる、といわれる。
NTTドコモでは来年5月に東京23区と横浜・川崎の一部からサービスを開始。2002年4月に全国事業としてネットワーク網構築を完了させたい考え。
FOMAはこの事業の総称としてブランドネームに位置付けられる。「いつでもどこでも誰とでも」などの意思を込めたほか、Fにはフロンティア(開拓者)やフューチャー(未来)、フレキシブルなどの意味合いも含まれている。
■URL
・ニュースリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/00/whatnew1130a.html
(市川徹)
2000/11/30
15:04
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