ネットワークソリューションのサイバーソリューションは30日、丸紅(8002)、コンパックコンピュータ、レッドハットの3社の協力を得て、Linuxをメインにしたアプリケーションサービスプロバイダー(ASP)企業向けトータルソリューション事業をスタートさせた。ASP事業者への支援を行うことから同社ではマネジメントサービスプロバイダー(MSP)事業と位置付け、低価格、高信頼性を打ち出していく考えだ。
コンパックとレッドハットは製品の提供と技術支援を、コンパックのハードウェアにRed Hat Linuxを搭載したシステムを丸紅経由で販売する。
サイバーソリューションが今回提供開始するLinuxを中核とするネットワークソリューションは、ASP分野に参入を目指す企業に対し、その基盤となるファシリティや機器、システムの動作保証などを提供、早期にネット・ビジネスの立ち上げを支援する。またASP事業の運用開始後も、セキュリティーや監視、診断、障害対策などの運用・保守サービスなども行う。
■URL
・ニュースリリース
http://www.compaq.co.jp/press/press580.html
・Linux、急成長でシェア拡大~IDCの国内サーバーOS予測
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/26/doc832.htm
・Linuxソリューションで提携~インテル、テンアートニなど
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/28/doc1180.htm
(市川徹)
2000/11/30
12:15
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