NTTコミュニケーションズ(NTTコム)は、音楽や映像の配信が出来るプラットフォームサービス「Arcstar MUSIC」の商用化を12月からスタートさせる。今年4月からの実験プロジェクトを経てのもので、当初からレコード会社や放送局など20社以上で利用されることが決まっている、という。
サービス内容は、インターネット上で音楽や映像などのコンテンツ配信を行うときに必要なオーサリング、配信、著作権保護、課金・決済の各システムやカスタムサポートなどの機能。NTTコムがもつ高速大容量バックボーンネットワークを通し、北米、欧州などへも配信が可能になる。
CD、DAT、MD、VHS、S-VHS、Hi-8、DV、BetaCamの各メディアのデジタル化とエンコードが出来る。各種の著作権保護システムに対応しているほか、クレジットカードによるオンライン決済や電話料金請求書による回収代行、プリペイドカードなどで課金と決済も出来る。
スタート時点からのサービス利用企業は日本クラウン、日本コロムビア(6791)などのレコード会社、HMVジャパンやタワーレコードなどのレコード販売店、フジテレビジョン(4676)、毎日放送、マガジンハウスなどの放送局など。
■URL
・ニュースリリース
http://www.ntt.com/NEWS_RELEASE/2000NEWS/0011/1129.html
・NTTコム、相次いで高速通信事業に布石
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/08/11/doc164.htm
(市川徹)
2000/11/30
10:35
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