インターネット専業銀行、ジャパンネット銀行のサイト利用者(ビジター数)がいきなりトップに―。デジタルメディアの利用動向調査大手であるメディアメトリックス・ジャパンが29日発表した10月の調査結果によると、銀行ドメイン部門で、同月12日に営業開始したジャパンネットが、事実上1位になったことが明らかになった。
10月の銀行の利用者ランキングは、第一勧業銀行のドメイン(dkb.co.jp)が40万人でトップ、次いでシティバンクの39万人などとなったが、「JAPANNETBANK.CO.JP」などふたつのドメインをもつジャパンネットは、3位と5位を占めた。この2つのドメインの重複を除いた利用者は59万人、視聴率に相当する「リーチ」は3.3%だったとしている。
メディアメトリックスは、ジャパンネットのドメインへのビジターは「年齢、性別、地域などネット利用者の属性とズレが少ない」と分析しており、ネット利用者の中から、まんべんなく顧客の開拓を進めている状況が反映された形だ。
■URL
・メディアメトリックス
http://www.mediametrix.com/
・初のネット専業銀、12日営業開始~ジャパンネット銀行
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/11/doc664.htm
・宮井芳行・ジャパンネット銀行社長に聞く
http://www.watch.impress.co.jp/finance/report/articles/interview/note/001106-1.htm
(池原照雄)
2000/11/29
18:06
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