インテル(日本法人)、Linuxシステムの構築などのテンアートニ、レッドハットの3社は28日、インターネットデータセンター(iDC)などに向けた統合システムソリューションで提携し、共同で技術開発やマーケティングなどを進める、と発表した。サーバー技術のインテル、システム構築のテンアートニ、ソリューションのレッドハットが得意とするノウハウを持ち寄ってビジネスに結び付ける。
3社の協業化は、急速に需要が伸びているiDCやアプリケーションサービスプロバイダ(ASP)などに、Linuxを使ってインフラ部門をソリューションをしていこうというもの。商用UNIXに比べてコストが低く、ライセンスの問題も回避できるLinuxプラットフォームの利点を最大限に生かしていく。
インテルはローエンドからハイエンドまでのサーバー製品の技術やマーケティングを受けもつほか、Linuxシステム構築やWebアプリケーションサーバー開発をテンアートニ、ソリューション全体をレッドハットがそれぞれ担当する。
■URL
・ニュースリリース
http://www.10art-ni.co.jp/press/l20001128.html
・Linux、急成長でシェア拡大~IDCの国内サーバーOS予測
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/30/doc859.htm
(市川徹)
2000/11/28
14:36
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