旭化成工業（3407）は、2001年1月1日付で新会社「旭化成AGMS」を設立する。現在のアパレルシステム事業を分社化して、アパレルと非アパレルのCAD・CAMシステムとトータル・ソリューションシステムの開発や販売を手がける。2001年度は15億円、2005年度は30億円の売上を見込んでいる。

　 ここ数年、アパレル産業のIT投資は急速に高まっており、工場から店頭までを含めたSCMシステム（サプライ・チェーン・マネジメント・システム）の構築が広がりつつある。これを受けて同社は旭化成AGMSがアパレルシステム開発販売部のすべての商権および従業員を引き継ぐことを決め、新会社で効率的な事業運営をはかりたいとしている。。

　 旭化成AGMSの資本金は、旭化成工業100％出資の5,000万円。従業員は40人で、社長は現在、同社アパレルシステム開発販売部販売グループ長を務める平松治也氏。