コンパックコンピュータは27日、住友生命保険で全社統合顧客管理情報システムを構築した、と発表した。国内の金融・生損保業界としては初めて“無遅延型システム統合(ZLE)”を実現。リアルタイムで顧客情報を把握したりきめ細かな対応を実現する、という。
住友生命が導入したのは、コンパックの超並列サーバーの最上位機種であるHimalaya S74000(8CPU)とIAサーバーのProLiant8500(4CPU)。顧客の各種属性や取引情報、世帯情報などを一元管理できる。データ量は国内最大級の約1,500万件に上る、という。
また、両社は今回のシステム構築について、計画と機種選定からわずか6カ月で本格稼動に結び付けたとしている。
住友生命では今回のデータベース構築に合わせて、同社東京支社内に顧客制作企画室を設置。顧客データをもとに、ニーズに合わせた商品メニューや顧客政策を企画、立案していく、としている。
■URL
・ニュースリリース
http://www.compaq.co.jp/press/press578.html
(市川徹)
2000/11/27
12:40
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