沖電気工業(6703)は27日、新開発の中大規模ネットワーク向けゲートキーパーを12月に発売すると発表した。加入者20,000、最大同時接続5,000を可能にするLクラスを用意したほか、インターネットの国際標準勧告「H.323」に準拠したことで今後、開発が予想される同仕様のテレビ会議システムとの相互接続も実現する。
ゲートキーパーは、ネットワーク内に点在する端末や電話番号、IPアドレスの相互変換を一元管理するもの。ネットワーク機器の増大によって高機能なゲートキーパーの必要性も高まっているといわれる。
沖電気が発売するのは加入者10,000、最大同時接続数3,000のいわゆるMクラスの「BV5000 Internet Voice Gatekeeper M」と同L。発着電話番号や日付、通話時間などの情報を蓄積したり、これをベースに課金システムとの連携も可能にする。
価格はMクラスが691万円から、Lクラスは945万円から。2001年3月末までに計100台、2001年度は計400台を売上目標にしている。
■URL
・沖電気工業
http://www.oki.co.jp/
(市川徹)
2000/11/27
11:54
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