日本IBMは24日、第14回「日本IBM科学賞」の受賞者を発表した。国内外の大学や研究機関に所属する45歳以下の研究者が対象で、研究分野は物理、化学、コンピュータサイエンス、エレクトロニクスの4分野。江崎玲於奈芝浦工大学長を審査委員長に、98件の応募から6件7人の受賞者を決めた。
コンピュータサイエンス分野では、「グラフアルゴリズムに関する研究」の永持仁・豊橋技術科学大学教授ら2人、またエレクトロニクス分野では「半導体フォトニック結晶とその応用に関する研究」の野田進京大工学研究科教授らが選ばれた。「日本IBM科学賞」は、1987年に同社の創立50周年を記念して創設されたもので、受賞者は今回で通算86件92人となった。受賞式は12月4日に都内で開く。受賞者には賞金300万円などが贈呈される。
■URL
・ニュースリリース
http://www.jp.ibm.com/NewsDB.nsf/2000/11241
・日本IBM科学賞
http://www.jp.ibm.com/company/society/science/ibm.html
・日本IBM
http://www.jp.ibm.com/
(塩谷麻樹)
2000/11/24
18:03
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