ソフトバンク・ファイナンスグループのハウスポータルは24日、総合不動産ポータルサイト「ハウスポータル」を開設したと発表した。首都圏・東海・近畿エリアを対象に大手不動産会社を中心とした約130社1,000物件の新築マンション情報と20,000件の賃貸物件情報を掲載。2001年早々にも物件探しから購入、住宅ローンの申し込みまでをネット上で完結するサービスをする計画だ。

　 ユーザーが希望エリアや広さなどの条件を入力すると、加盟している不動産会社はネット上で条件をユーザーに表示、条件に見合った物件をもっている不動産会社がネットを通じてユーザーに案件を紹介して商談に進むという仕組み。既存の不動産情報サイトではなかった、あくまでもユーザーの希望条件を軸にした発想で双方向のサービスを提供していく。

　 利用者は匿名で希望条件を書き込むことが可能。次の商談に進むかどうかも、ユーザー自身の判断で行えるので、プライバシーを守りながら物件探しを行えるとしている。