FINANCE Watch
DSLの普及状況Webページ~郵政省が公開開始

  郵政省は22日午後、高速インターネット接続ができるDSL(デジタル加入者線)の普及のため、専用の情報コーナーを同省のホームページに掲載開始した。このコーナーは「DSL普及状況公開ページ」で、それによると10月末現在の全国加入者(回線)数は、3,171件にとどまっていることが明らかになった。

  このうちNTT東日本エリアが2,856件、NTT西日本エリアが315件となっている。また、サービス別の集計では、東西NTTが設置するDSLモデムおよびDSLAM装置を他の事業者が利用してユーザーに提供する「第1種サービス」が680件、また東西NTT以外の事業者が自らDSLモデムなどを接続する「第2種サービス」が2,491件だった。

  同ページではこのほか、図解や写真を交えた一般ユーザー向けの「DSLとは」や、普及状況の詳細データ、東西NTTの局別の第1種サービス提供状況や事業者の接続要望・接続実績など、DSL事業者の参考になるデータを収容している。情報は今後毎月1回更新する。

■URL
・DSL普及状況公開ページ
http://www.mpt.go.jp/whatsnew/dsl/index.html
・ニュースリリース
http://www.mpt.go.jp/pressrelease/japanese/denki/001122j601.html
・NTT東西、12月からADSLを本格展開
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/22/doc1127.htm

(沖野宗一)
2000/11/22 18:30