リクルートは22日、今年7月からサービスを開始した注文住宅サイト「HOMEFIT(ホームフィット)家づくりサポーターズ」に、ユーザーが匿名で住宅メーカーと商談できる新機能を追加することを明らかにした。商談してみたいが1度商談すると一方的なセールスメールなどが来て煩わしいなどといったユーザーの声に応え、やりとりはすべてWeb上で行う。今月末からスタート、同社発行のマガジンのサイトとリンクさせるなど新機能を追加してさらに拡充する計画だ。
匿名での商談は、同サイトにアクセスしたユーザーが自分の予算や建設地などを網羅した要望書を作ってWebからエントリー。それを受け取ったメーカー側は2週間以内に商談への参加か不参加を決めることができる仕組み。この間、ユーザーのプロフィールやメールアドレスなどが公開されず、メーカーサイドにも伝わらないのでユーザーはメーカーからの一方的なアプローチや検討する時間の制限などにストレスや不安を感じることなく、商談を進めることができる、という。
同サイトは、公開後4カ月で会員数7,600人、要望書716通を達成した人気サイト。参加するメーカーも120社に上っており、10件の成約も実現しているという。
■URL
・HOMEFIT家づくりサポーターズ
http://www.isize.com/homefit/
(市川徹)
2000/11/22
12:09
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