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日本ユニシス、グンゼからデータウェアハウスなど受注

  日本ユニシス(8056)は、アパレル大手のグンゼ(3002)から販売情報分析のためのデータウェアハウス(DWH)構築などを目的としたエンタープライズサーバー“ES7000”を受注した、と発表した。販売傾向や消費者ニーズにすぐに対応できる機動性のあるシステム構築を目標にしている。

  システム構築には日本ユニシスの独自開発によるマート・ビルディング・ツールを導入した。Web経由での簡単な操作だけで必要な項目の抽出や加工を実行することが出来る。

  日本ユニシスはグンゼのニーズであるDWHと分散サーバー統合に応えるため、インテルプロセッサーを最大32個まで搭載できるES7000を用意。また、セルラーマルチプロセッシング設計を備えているため、1つのサーバー内部をいくつかに分割(パーティショニング)して複数のサーバーとして稼動させる機能も実現した。

  グンゼはまずDWHの稼動を開始し、2001年3月には分散サーバーの統合も実施する。

■URL
・ニュースリリース
http://www.unisys.co.jp/news/NR_001121_ESseries.html

(市川徹)
2000/11/22 10:47