12月1日から市外電話に参入するケーブル・アンド・ワイヤレスIDCは20日、料金体系を発表した。県内通話と県間通話の2本立てが基本で、例えば、東京―大阪間の平日昼間3分通話では、NTTコミュニケーション(NTTコム)が90円に設定しているのに対し、半額の45円とした。また、東京―川崎間の30秒通話では他社の80%の料金で利用できるなど、大幅に割安の料金を打ち出した。
ただ、月額3,000円の最低通話料金を設定しており、通話料が同額に達しない場合も3,000円が徴収される仕組み。また、申し込み料や月額基本料金は無料。利用頻度が多い人ほど割引の恩恵が受けられるシステムとした。さらに、通話課金は30秒単位で行われるため、留守番電話や短い用件だけで済ませたい人のニーズも満たすとしている。通話の最初にダイアルする番号は「0061」。
同社の親会社である英C&W社は先月30日に、インターネットやデータ通信、音声サービス事業を本格展開するため、光ファイバー網の整備に今後5年間で1,500億円の投資を行う計画を打ち出している。
■URL
・ケーブル・アンド・ワイヤレス IDC
http://www.cwidc.com/index.html
・日本全国に光網~英C&Wが1,500億円投資
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/10/30/doc865.htm
(塩谷麻樹)
2000/11/20
18:03
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