郵政省は22日から、高速インターネット接続サービスのDSL(デジタル加入者線)に関する情報を同省のホームページに掲載、利用希望者やサービス事業者らが一覧できるようにする。DSLをめぐっては、回線などを提供するNTT(9432)が導入に消極的なことから、独禁法違反の疑いも浮上しており、サービス事業に参入を図る事業者らからは「情報開示が不充分」との不満が高まっていた。
郵政省は、NTT東日本と西日本から情報の提供を受け、DSLが利用できる電話局や、サービス事業者数、利用者数などを提示する。情報は毎月1回更新する予定で、来年からはDSL事業者のホームページにリンクできるようにするなど、内容も順次、充実させる計画。このDSL専用ページは、22日午後2時に開設の予定。
■URL
・DSLの全国サービス情報(22日から)
http://www.mpt.go.jp/whatsnew/dsl/index.html
・コラム 瓦版一気読み(11月10日)~郵政省はDSLの味方だ!
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/10/doc991.htm
・月7,000円でADSLの常時接続サービス~NECが12月から
http://watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/08/doc969.htm
(塩谷麻樹)
2000/11/20
12:10
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