日本IBMは16日、インターネットのホームページで提供するコンテンツのデータ形式を、携帯電話や携帯情報端末向けに変換して表示できるようにするソフトウェア「WebSphere Transcoding Publisher」に、iモードなどへの変換機能を追加した「同V3.5日本語版」を発表した。12月20日から出荷する。
同ソフトは、配信先のデバイスに応じたコードやフォーマットに、既存のホスト・コンピューターやWebアプリケーションで使用しているコンテンツのデータを、自動変換できる。このため、ホームページの一般的な記述言語であるHTMLやXMLを携帯端末向けに書き直す必要はない。新バージョンでは、モバイル用に修正した記述言語cHTMLやEZwebが採用しているWAP規格のHDMLへの変換機能などを追加した。
価格は429万円で、現行バージョンや他社の同等製品からのアップグレードは257万4,000円となる。
■URL
・日本IBM
http://www.jp.ibm.com/
・ニュースリリース
http://www.jp.ibm.com/NewsDB.nsf/2000/11161
(沖野宗一)
2000/11/16
17:12
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