オムロン(6645)と米アイマティックインターフェーシズ社は、コンピューターグラフィック技術の開発や販売を行う合弁会社「アイマティックジャパン」を今月20日に設立する。12月から国内で営業を開始する。アイマティック社の技術をATMなどの機器開発に生かしたいオムロンと、以前から日本市場への進出をうかがっていたアイマティック社の思惑が一致した。今後3年間に100億円の売上高を目指す。
米アイマティック社は、3次元のアニメーション上でリアルタイムに表情などの動きを再現する“IVVA(インタラクティブ・バーチャル・ビデオ・アニメーション)”技術を持つ米国のベンチャー企業。日本の合弁企業もこの技術を使ってアニメーションの自動作成、ネット上での画像チャットや3次元コンテンツ、コンサートなどの演出効果――などを支援するとして拡大を図る。
出資比率は米アイマティック80%、オムロン20%で資本金は2億円。東京都港区5の12の13に本社を置き、当初は10人程度でスタート。社長にはオムロン新規事業開発推進室長の白川明敏氏が就任する予定。
■URL
・ニュースリリース
http://www.omron.co.jp/press/2000/11s_3dcg.html
(市川徹)
2000/11/16
17:18
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