日本IBMは16日、顧客のe-ビジネスのレベルアップに合わせて運用管理に必要なサービスを提供する「IBM e-business ホスティング・サービス」を開始した。月額3万円からという低料金設定と、段階的に高度なシステム構築が可能なことが大きな特徴で、急拡大するe-コマース需要への対応を図る。

　 新サービスは2つの基本サービスに様々なオプションをつけて提供していく。「スターター・パック」は、e-ビジネスをこれから始めようとするユーザーが対象。19インチのサーバーラックでカギをかけることができ、4分の1単位で最短1年間の契約で提供する。初期費用は税別で20万円、月額最低料金は3万円、サーバー管理費は7万円から。オプションとして、システム監視サービスやドメイン取得代行サービスもつけられる。本格的なe-ビジネスを行う人には「フルマネジメント・ホスティング」を提供するが、スターター・パック」から切り替えることも可能。料金は個別見積もりで、いくつかのサンプルの中から選ぶこともできる。