ヤマハ(7951)は、携帯電話の着信メロディ配信サービスで台湾に進出する。台湾の携帯電話キャリアTaiwan Cellular Corporation(TCC)と提携して、ヤマハがTCCにコンテンツを供給するもの。11月末をメドにスタート、初年度2億円の売上高を目指す。
ヤマハは今年3月から小気宇内で着信メロディサービスを開始。現時点でおよそ4,000曲のデータをもち、10月には累計利用者が100万人に達した。
TCCとの提携はこれをベースに行う。日本の曲はもちろんのこと中国語や英語の曲をそろえて利用者の拡大を図る。スタート当初は500曲を用意する。
台湾は人口2,300万人で携帯電話利用者約1,600万人に上る。TCCはこのうちの31%のシェアをもつ台湾トップのキャリア。ヤマハは台湾での事業を足掛かりに世界展開につなげる考えだ。
■URL
・ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/00111401.html
(市川徹)
2000/11/15
09:50
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