NTTドコモ(9437)は14日、携帯電話の通話料を12月1日から最大で21%値下げすると発表した。同社が14日発表した2000年9月中間期の業績はiモードの好調などにより、中間利益が前年同期比22.2%増の2,175億円と最高益を更新。好業績を背景に値下げに踏み切ることになった。
代表的な「プランA」の場合、携帯から携帯への通話(800MHzデジタル、平日昼間、自社網)の場合、10円で通話できる時間は16.5秒から18秒へと、約9%の値下げとなる。また、同プランで携帯から固定電話への通話(平日昼間、同一県内)は、同様に23.5秒から26秒へと、約11%の値下げ。さらに、固定から携帯への通話(同)は全プラン共通で、同様に18.5秒から23秒になる。
携帯電話の料金は、現在ほぼ横並びとなっており、最大手であるドコモが値下げに踏み切ることで、他社の追随も必至となる。
■URL
・NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/
・2001年3月期の純益は3,470億円に~iモード効果のNTTドコモ
http://www.watch.impress.co.jp/finance/news/2000/11/14/doc1037.htm
(沖野宗一)
2000/11/14
18:13
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