インターキュー（9449）は14日、モバイル・コンテンツ配信システムやソフトウェアを手がけるフレックス・ファームと提携、携帯端末向けコンテンツ配信サーバー「interQ まるごとSERVER for モバイル（仮称）」の開発・販売を行うと発表した。データセンターサービスとして行うもので、フレックスがプラットフォームを開発し、年内にサービスの提供を開始する。

　 「まるごとSERVER」は、8月から本格開始したバックボーン付きサーバーを丸ごと1台月額利用料でレンタルするサービスで、現在300社超の企業が利用している。今回の「for モバイル」は、このサービスにフレックスの「x-solution」技術を適用させた専用サーバーサービスで、iモード、J-フォン、EZweb（WAP）など国内移動体通信各社のすべてのアクセス方式に対応したコンテンツの作成、配信が可能になる。

　 同技術は、ひとつのコンテンツ・アプリケーション開発（シングルソース）によって、すべてのモバイル端末に配信することを可能にするもので、開発に伴う工程やコストなどを削減できる。

　 料金については、現在の「まるごとSERVER」の価格（月額4万5,800円から）とあわせて月額10万円以内になる見込み。