クリーク・アンド・リバー社（4763、C＆R社）は、ソニー（6758）、さくら投信投資顧問両社から相次いでWebサイト構築を受注した。いずれも運用からサポートまでを含めたもので、委託した2社とC＆R社は連携体制をとりながら、新機能を盛り込んだコンテンツ制作を進めて新しい領域での事業化を図る計画だ。

　 ソニーの新サイトは、中小企業を対象にホームページの仕様決定から納品までを行う「WebCreationサービス」。ソニーにオーダーする発注者が全体の雰囲気や色などを、ネット上のいくつかのパターンから選択してイメージを固めていくもの。簡単に完成図をイメージできるため、いち早く発注、完成にたどり着くことが出来る、という。

　 C＆R社はこのための専任プロジェクトを社内に発足させ、ソニーとのコラボレーション作業を展開する。

　 一方、さくら投信投資顧問は、株式運用ページとして新設した。投資信託レポートの過去のファイルや講演ライブラリーなどをメニューに盛り込んで情報開示を進める。

　 C＆R社は、同社にエントリーしている13,000人のクリエイターを動員して今後も多機能で利用価値の高いWeb構築事業を拡大したい、としている。