インターネット総合研究所(4741)は、住友商事(8053)など3社と共同で、SOHOの従事者を支援する企業「インターテレワーク」を東京に設立した。自宅や小規模オフィスで電子関係の仕事をする人々をネットワーク化するポータルサイトを近く立上げ、仕事の紹介や教育などを手掛ける。
パソコンなどを使ってSOHOを展開する人は、「テレワーカー」と呼ばれており、新会社の社名はこれに由来する。同社の資本金は5,750万円で、ネット総研が約43.5%、住商が約21.7%を出資。このほかベルハート・インターネット・コミュニケーションズ(出資比率約26.1%)、住商マシネックス(同8.7%)も参画した。
政府の電子化や民間企業のIT化によって、今後電子資料やWebコンテンツなどの需要が高まる見通しにあり、新会社はテレワーカーのネットワークを構築して、業務の受注や信頼性確保のための教育などを実施する。ネット化に当たっては、すでに地域のネット化で成果をあげている「いわきテレワークセンター」(いわき市)と提携してノウハウを受ける。
■URL
・インターネット総合研究所
http://www.iri.co.jp/
(沖野宗一)
2000/11/13
11:29
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