大日本印刷(7912)は、ポイントカードを展開している企業に向けたCRM(顧客管理)導入支援サービスを開始する。顧客データを預かり、汎用性の高いデータベースソフト「Microsoft Access」のファイルにするもの。データはそのままDMや電子メールでの販売促進に使える。12月からスタートして今後3年間で50ユーザー、売上高5億円を目指す。
「ターゲッティング・プロモーション・プログラム」の名称がついた新サービスは、ユーザーが顧客情報を対話形式で属性を指定できる仕組み。例えば顧客一人ひとりに指定する男性か女性か、年齢は何歳か、この1カ月に来店したか――などの属性を使って、さまざまな顧客絞り込みが可能だ。ユーザーはこれを使って購買動向や、販売促進に利用することもできる。
さらに、細かな属性を元に全ての顧客に対して10段階のセグメントに分ける“デシル分析”や、来店する頻度で顧客を絞り込む“インターバルリセンシー(IR)分析”などもできるようにしている。
■URL
・ニュースリリース
http://www.dnp.co.jp/jis/news/2000/20001110.html
(市川徹)
2000/11/13
11:02
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