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※矢印は出資を表す
( )内は年月 |
[コメント] そんな野村にとって気がかりなのが、かつては「野村生命」といわれた東京生命保険のこのところの経営不振。逆ざやと有価証券含み益の枯渇などで、昨年9月末の純資産額が5億円にまで落ち込んだ同社は財務基盤の改善に向け、大和銀行や野村証券に株式会社の資本金にあたる基金の拠出など資本支援を要請している。しかし、業務面で野村とのつながりは薄く、資本効率の低下につながる基金拠出はできれば回避したいところ。といって支援を見送って破たんを招くような事態になれば、野村の信用力にキズがつく可能性も捨て切れず、3月末にかけて悩ましい日々が続くことになりそうだ。
富田 隆志
(2001/1/19) |
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