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Looopでんきの料金プランがリニューアル 家族世帯はよりおトクに アプリ利用でさらに節約
- 提供:
- 株式会社Looop
2025年3月18日 08:00
リニューアルで家族世帯はよりおトクに
Looopは、Looopでんきの料金プラン「スマートタイムONE(電灯)」を4月にリニューアルする。使用電力量に対応する単価が実質値下げとなることで、ファミリー世帯など使用電力量の多い利用者にとってはよりメリットがあるとしている。
今回のリニューアルの対象は「スマートタイムONE(電灯)」。対象エリアは全エリアだが、沖縄電力管内はこのリニューアルとは異なる基本料金の設定や損失率の変更がある。
従来は、「電源料金」「国の制度対応費」およびLooopの運営費を合わせて、すべて電気の使用量に応じて利用者が支払う形だった。
リニューアル後は、「制度対応費」の中から全員に月毎に必ずかかる分を見える化し、月額の費用として設定した。月額費用が発生する一方で、使用電力量にかける従量料金単価は減少する。
結果としてリニューアル後は、ファミリー世帯を中心に、高使用量の利用者にとっては制度対応費のウェイトが小さくなり、電気料金が減少する。例えば、電源料金が同じ想定で、3人世帯の場合、従来プランに比べ年間4,000円程おトクになる想定だという。
また、大手電力会社と比べると年間1万円以上おトクになるという試算も出されている。
リニューアルの目的は、高使用量の場合と低使用量の場合との間で発生していた、「制度対応費」負担の不均衡の是正。従来は使用電力量が多い利用者がこれを多く支払う形になっていたが、月額での実費請求とすることで、使用量に関わらず公平に負担することとなる。
Looopでは「電気料金シミュレーション」を公開しており、居住エリアや給湯器、世帯人数などから実際の電気料金のシミュレーションを行なえるようにしている。試算条件等はサイト内に記載されている。これまで電気料金をそのままにしている人は、シミュレーションを試してみてはどうだろうか。
リニューアル後も市場連動型のメリットはそのまま。「ピークシフト」でさらに節約できる
スマートタイムONEは、30分ごとに電気の単価が変化する市場連動型プラン。利用者は、電気を使う時間を工夫する「ピークシフト」によって、さらに電気代を削減できる。
例えば、電源料金は電気の需要が少なく太陽光発電由来の発電量が多い平日の昼間は安い傾向にあるため、テレワークなどで平日の昼間に自宅で電気を使える人にとってメリットが大きいという。
単価の安い時間帯は、Looopでんきアプリで確認できる。Looopでんきアプリは当日や翌日の30分毎の電源料金単価や、直近の電気使用データを基にした当月の電気料金予測を確認することができ、電気料金の節約や再エネ由来が多く昼間の安くなる電力の有効利用を直感的に実践できる。アプリを活用して「ピークシフト」に取り組むことで、ゲーム感覚で楽しみながら電気代の節約もできてしまうのだ。テック好きには相性の良いサービスといえるだろう。新年度のスタートは、電気代の見直しから始めてみてはどうだろうか。