トピック
暑さをやわらげる冷感グッズ ネックリング・ペルチェ素子・日傘
2023年7月4日 08:20
今年もまた暑い夏がやってきます。外出時も室内でも暑さをやわらげて少しでも快適な夏を過ごせるように、今から冷感・涼感アイテムを準備しておきたいものです。そこで今回はバラエティに富んだ冷感・涼感アイテムを取りそろえる渋谷ロフト・プレス担当の滝田有貴さんにおすすめの商品を紹介してもらいました。
「渋谷ロフトで販売している冷感・涼感アイテムは、扇風機、ボディケア用品、入浴剤まで含めると約500アイテム揃っています。昨年はクールネックリングが爆発的に売れたため、今年は種類、数ともに豊富にご用意しました。各メーカーも力を入れていて、リングの色、柄などがバリエーション豊富になっているのが今年の特徴です。近年は、肌に当てるとひんやりするペルチェ素子プレートを使ったものや、男性用の日傘も注目度が高いですね。男性用日傘は昨年と比べて2.4倍も売り上げが伸びています」
ひとつあるだけで電気代の節約にも、熱中症対策にもなるので、ぜひ自分のライフスタイルに合った冷感・涼感アイテムを探しましょう!
体に当ててダイレクトに冷やすネックリング&パッド
まずは昨年から引き続き人気のクールネックリングをご紹介。数あるバリエーションの中から滝田さんが選んだのはおしゃれなグラデーションカラーです。
「約28℃以下で固まって白色化するクールバンドは、ほどよい冷たさで首元を心地よく冷やしてくれます。自然の風景をイメージしたブルーのグラデーションは男性でも使いやすい色味で、涼しげに見えるのもポイントです。水道水などで冷やせば繰り返し使えますし、真夏は冷蔵庫や冷凍庫に入れて冷やして使うこともできます」
サイズは140×170mm、内側1周約320mm。さっと着けられて持ち運びやすいのもポイントです。
続いては、ビジネスでリュックを使っている人にうれしいクールマットが登場。背中とリュックの間に挟めば熱がこもるのを防ぎ、快適に通勤できます。
「触った瞬間にひんやりする、いろいろなシーンで使えるミニマットです。イスに敷いて座ってもいいですし、付属のバンドを使ってリュックに固定し、背中に当てるように使うこともできます。熱がこもりがちな部分に入れることができるので、通勤で汗だくになってしまうリュックユーザーにはぜひおすすめ。このほか、アウトドアやスポーツ観戦でも大活躍。冷凍庫でキンキンに冷やして保冷バッグに入れれば保冷剤代わりになりますし、座れば冷たい、と一石二鳥です」
サイズは200×280mm。表面にはさらさら触感の冷感生地を使用。ウレタンをサンドしているので座り心地もいい感じです。
コンパクトでも驚くほど涼しい! 進化した最新ハンディファン
続いて紹介してくれたのは、街中で使っていても違和感がなくなりつつあるハンディファン。トレンドのペルチェ素子プレートを使ったコンパクトなファンは持ち運びも楽にできます。
「アイファンフリーズは昨年も同じタイプのものが販売されていましたが、今年はよりスリムになりました。氷マークのボタンを押すとプレート部分が冷たくなるので、首元や手首に当てて体をダイレクトに冷やしながら風を感じることができます。ハンディストラップのほか、卓上で使えるスタンドも付属するので、デスクに置いてミニファンとしても使えます」
サイズは約65×65×169mm(幅×奥行×高さ)、重さは約198g。風量は3段階に調節が可能。冷却プレートは気温より-15℃とかなり冷たくなるので、熱がたまっている場所に当てれば一気に涼しくなりそうです。充電時間は約3時間、連続使用時間は約2.5~9時間(ファンのみ使用時)。
ミニファンは大きさもタイプも多種多様に揃っていますが、なかでも目を引いたのは「襟エアーファン」。クリップ付きで超小型のファンはどのように使うのでしょうか。
「背面に着いているクリップを襟元に挟んで服の中に入れ、服の中に風を送りこむアイテムです。小型ですが風力が強く、服にこもった熱をしっかり循環してくれます。風量は3段階に調節でき、これをつければ簡易空調服になる、というイメージですね。ストラップ付きなので首掛け扇風機としても使えます」
サイズは約55×30×91mm(幅×奥行×高さ)、重さは約54g。超軽量の小型タイプなので装着しても、持ち歩いてもストレスフリー。電源ボタンをダブルクリックしないと電源が入らないので、うっかり電源が入ってしまう心配もありません。充電時間は約3時間、使用可能時間は約1時間(強)~4.5時間(弱)。
軽量な晴雨兼用傘で強い日差しをシャットアウト
最近、注目度の高い男性用日傘も、暑さをしのぐおすすめアイテムのひとつです。なかでも晴雨兼用傘はビジネスバッグに1本入れておけば急な雨にも強い日差しにも対応できるため購入する方が多いといいます。
「折りたたみの雨傘はずっと同じものを使い続けている人も多いと思います。最近の折りたたみ傘はかなり進化していて軽くて便利なものがたくさんありますから、日傘を検討している方は最新の晴雨兼用傘に買い替えるのがおすすめです」
なかでもおすすめの傘がこちらの3アイテム。どれも軽くてコンパクトなのに機能的で、バッグの中に入れていてもジャマにならないのが魅力です。
「IZAのタイプコンパクトは手のひらに乗るスマホサイズ。6本の親骨を5段階に折りたためる設計で、縦17cm×横6.5cmというコンパクトさを実現しました。UVカット率・遮光率が100%の生地を使用していて、衣類が紫外線を防ぐ効果を示す指標となるUPFが50+と表示できるほどの実力。遮熱効果もあるので木陰に入ったような涼しさを体感できます」
「Gゼロポケット傘は日傘としても使えるのに99gと超軽量なのが特徴です。パラシュートと同じ編み方の生地はとても丈夫で、骨もカーボンファイバーフレームだから軽いのに壊れにくい。傘の開閉も簡単で、1本ずつポキポキと骨を折る手間がないイージーオープンなのも好評です」
「U-DAYのオールウェザーオートは、自動開閉機能を採用しているのに約220gという軽さを実現。骨や生地は軽量仕様で高機能。遮光率とUVカット率は99.9%以上で遮熱性も優れています。手元のボタンをワンプッシュするだけで開閉できるので、面倒な折りたたみ作業もしなくて済みますよ」
肌や頭からクールダウン。暑苦しいシャワータイムも快適に
肌がスーッとなって爽快な気分を味わえるアイテムも夏の必需品。肌を拭くシートや服に吹きかけるスプレーなどは、出かける前の暑さ対策にもおすすめです。
「シャツシャワーは服を着たまま背中にスプレーするだけで冷たくなって気持ちがいいですし、消臭・抗菌効果もあるので夏の強い味方です。私も個人的にずっと愛用しているロングラン商品ですが、新しくなるにつれて涼感がどんどんアップしています。ストロング レベルMAXはシリーズ最新・最強のアイテム。ふくだけシャツシャワーは同シリーズのシート版。約30×32cmと大判なので、1枚で全身にお使いいただけます」
プラウドメンは働く男性をターゲットにしたグルーミングシリーズで、ビジネスシーンでも好印象を与えるケアアイテムが揃っています。
「プラウドメンのグルーミングシート クールはメントールが高配合されていて、拭いた瞬間にひんやりと感じられるのが魅力です。さらさらパウダー配合、ほのかに残るシトラスの香りと、気持ちよく清潔感のある肌にリフレッシュできます」
夏は肌だけでなく、頭皮の汗や暑さもスッキリさせたいですよね。とくにシャワー後は汗がひかないことも多いので、ヘアケア・頭皮ケア用品の冷感アイテムが欲しいところです。
「プラウドメンには冷感のあるグルーミングスカルプシャンプーもラインナップされています。頭皮のベタつきやニオイの元まで洗い流し、メントールが配合されているので頭皮をひんやりリフレッシュ。これなら暑苦しいシャワータイムも爽快になりますね。シャワー後におすすめなのがフローズンヘッドジェット。一瞬凍結してスッと溶ける冷たいローションを頭皮にジェット噴射すれば、暑さも吹き飛びます」
スプレーの先は頭皮を刺激する剣山ヘッドになっていて、そこを頭皮に押し当てることでジェット噴射。ヘッドジェットは暑さを感じた時にいつでも使えるのでシャワー後だけでなく、一気に汗が噴き出す帰宅後や、スポーツの後にもよさそうです。
寝る時はアイスピローを使って電気代の節約に
最後は寝苦しい夜に使いたいアイスピローが登場。この夏は夜通しエアコンをつけたままでは電気料金が心配なので、エアコンの温度設定を見直しつつ、電力を使わない冷感グッズを活用してみてはいかがでしょう。
「コジットのアイスピローシートは枕の上に置くだけで心地良い温度をキープするアイテムです。熱を吸収して発散する力が強いPCMという特殊素材を使っていて、暑いとやわらかい状態ですが、28℃になると固まって冷たくなります。気温30℃の環境下で約27℃を3時間ほど持続するので、心地良く眠りにつけそうです」
サイズは275×163×8mm。保冷剤と違って結露しないため、寝具や衣類が濡れる心配がないのもうれしいところ。シート表面のブロック形状は頭にフィットしやすく、背中やお尻に使うこともできますよ。
あらゆるシーンで使える冷感・涼感アイテムを紹介してもらいましたが、欲しいものは見つかりましたか? 今年は暑くなるのが例年よりも早そうなので、暑さ対策も早めに進めておきましょう!
記事内の価格はすべて渋谷ロフト税込販売価格(6月26日時点)です。