いつモノコト
デジカメみたいに片手で撮影できるスマホホルダーを使ってみた
2024年3月20日 09:30
スマホでの撮影は手軽で便利ですが、時折シャッターが押しにくいことがあります。基本的には片手でかまえて、もう一方の手でシャッターボタンを押しますが、角度によっては両手で構えられないことも。音量ボタンでもシャッターを押せますが、少し力が必要です。
そこで、親指と中指でスマホを支え、人差し指をまげてシャッターを押したりもしていましたが、スマホがぐらつき、いつか落とす日が来そうで冷や冷やしていました。
そんなある日、スマホをコンパクトデジタルカメラのようにしっかりと構えられるスマホホルダーがあると聞き、購入してみました。「Uranzi CG-02 フィルライト付きBluetoothスマートフォンホルダー 3282A」です。
CG-02は、スマホを挟んで装着するスマホホルダー。iPhone 14 Proにスマホケースを装着した状態でも挟むことができました。その他、Pixel 3も装着してみましたが、問題なく使えます。 58-86mmの伸縮距離があるそうです。本体サイズは82×53×79mm(幅×奥行き×高さ)です。重さに関しては118gありますが、それほど気になりませんでした。
スマホとBluetooth接続するには、シャッターボタンを長押ししてペアリングを行ないます。その後、カメラを起動した状態にしておき、CG-02でシャッターボタンを押すと、写真撮影が可能。ビデオを起動しておけば、ビデオ撮影の開始、停止もできます。
ライトは長押しすると点灯し、押すたびに明るさを変えられ、3段階の明るさに調整できます。スマホのカメラにもフラッシュがついているのであまり使うシーンはないかもしれませんが、自撮りの際にスマホから外して、ライトとして使うのもありかと思いました。
シャッターボタンは外すことができ、遠隔でシャッターを押せます。15mまで離れることができるそうです。
バッテリーは充電式で、本体とリモコン部分をそれぞれType-Cで充電します。本体(ライト)のバッテリーは1,000mAhのリチウム電池を搭載しています。
先ほども触れましたが、上部にはコールドシューポートがあり、マイクやライトなどを装着できます。底部には1/4標準ネジ穴があるため、三脚に固定することも可能です。
両手でスマホを持てないケースでも楽々撮影
実際に使ってみると、滑りにくく柔らかい素材であるため、しっかりとホールドできる安心感があります。カメラを構えているような気分になり、連続でシャッターを押したくなります。
スマホが難しい角度でも安定して撮影できます。片手を精一杯伸ばして届くような高い場所、もしくは足元などの低い場所でもぐらつくことなく撮影できます。我が家は猫を飼っているので、猫の撮影にはもってこいでした。自撮りの際にもスマホがぐらつくことはないので、旅行先でも活躍しそうです。
難を言えば、やはり大きさです。普段から装着して持ち運ぶにはかさばるので、撮影時に付けるという使い方になり、シャッターチャンスを逃すことがあります。
また、しばらく使わないでいるとBluetooth接続が切れるため、そのたびに接続するのも多少手間です。「これからたくさんスマホでたくさん撮影するぞ」という時であれば、かなり活躍するスマホホルダーだと思います。