いつモノコト
先端取替式のエコな歯ブラシ「ソラデー」 化学の力で歯がツルツルに
2023年10月23日 09:00
レジ袋は有料、カフェのストローは紙製やステンレス製に。「プラスチックを減らす」取り組みが、日々の生活にもすっかり浸透してきた今日この頃。では歯ブラシは……? というと、多くの方がプラスチック製のものを使い、一定期間使ったら丸ごと交換する人が大半ではないでしょうか。
持ち手の部分はまだ使えるのだから、口の中に入れる部分だけ交換できたらいいのに……と思っていたところ、良い歯ブラシがあると紹介されて使い始めたのが「SORADAY(ソラデー)」シリーズの歯ブラシです。
ソラデーシリーズの歯ブラシは、電動でも手動でも、ブラシがついた口に含む部分と、持ち手部分が分解できる仕組みです。筆者は「ソラデー5」(2,750円)を使用。大体月1回の頻度でブラシ部分を外して、接合部分についた汚れを落として、スペアブラシに付け替えて使っています。
プラスチック使用に目くじらを立てるほど強固な脱プラ推進派ではない筆者でも、なんだか良いことをしている気がします。
このソラデーシリーズ、そうしたエコな構造をしているだけでなく、化学の力を駆使している高性能歯ブラシでもあります。
一見クールなデザインのおしゃれ歯ブラシのようにみえますが、持ち手部分に内蔵されたソーラーパネルと、ブラシを付け替える部分の芯のようになっているTiO2半導体(酸化チタン)が大きな特徴です。
ブランドサイトの説明によれば、持ち手部分のソーラーパネルは、部屋の光に反応し、マイナス電子を発生させます。発生したマイナス電子は、回路を通じてブラシ部分に移動。芯状のTiO2半導体は、ブラッシング時に水や唾液に反応して新たなマイナス電子を発生させます。ブラッシングの物理刺激だけでなく、ダブルのマイナス電子によって、歯にこびりついている歯垢をより強固に除去してくれるのだとか。
そして、歯をマイナス電子でコーティングすることで、菌の持つマイナス電子と反発し合い、菌を寄せ付けにくい歯を保ってくれるそうです。
正直なところ、磨きながら「いまマイナス電子が発生している……!」と体感することはないのですが、磨きあがりは通常の歯ブラシより幾分ツルツルしている気がします。ソラデーシリーズを親子で使い始めて4~5年経ちますが、今のところ筆者も子どもも虫歯ゼロでお口の健康を保てています。
歯ブラシに求める役割・要素として「キレイに磨けたらいい」ということ以外に多くを求める人はそう多くないかもしれません。せっかくなら、キレイに磨くお手伝いをしてくれる仕組みをひっそりと内蔵していて、エコでデザイン性も高い歯ブラシで、毎日の満足度を底上げしてみてはいかがでしょうか。