いつモノコト

真夏の外出に、ペットボトルの冷たさをキープできるホルダーが超快適

ペットボトルの冷たさをキープできる「ペットボトルホルダー」を買いました

マイボトルを持つ習慣が普及していますが、外出先でペットボトルを買うことがまだまだ多いです。水筒を毎日洗うのが面倒なので、飲み切ったら捨てられるペットボトルの存在にありがたさを感じているのが正直なところ。

しかし、この猛暑だとペットボトル飲料はあっという間にぬるくなるというデメリットもあります。やはり保冷ができる水筒の方がいいのか……と思いましたが、色々検索しているうちに「ペットボトルホルダー」という、ペットボトルごと保冷できる製品があることを知りました。

購入して使ってみたところ、保冷効力がとても高く、真夏の外出でも冷たいペットボトル飲料を長時間持ち運べるようになったので紹介したいと思います。

製品はさまざまなメーカーから発売されていますが、機能はほぼ共通。ペットボトルをそのまま入れられ、真空二重構造で冷たさを長時間キープしてくれるというものです。対応サイズは500~600mlや、500~700mlなど製品によって少しずつ異なります。

ペットボトルをそのまま入れられ、真空二重構造で冷たさをキープできます
内部

筆者が購入したのは、JRE MALLで販売されているSuicaのペンギンデザインのもの。対応ペットボトルは500~600mlサイズです。価格は2,790円。

ペットボトルホルダーという製品ジャンルは、元々ワークマンで売られている製品が話題になったことから知ったのですが、近所にワークマンがなく、オンライン販売もしていなかったので購入を断念。

ニトリやAmazonにも類似の製品がたくさんあり、Amazonが一番買いやすかったのですが、検索を続けているうちにSuicaのペンギンデザインをJRE MALL見つけてしまい、可愛さに惹かれてこちらを購入。ニトリやAmazonで売っている製品の方が値段も安いのですが、持ち運んで使うものなのでせっかくなら気に入ったデザインを優先したいと思いました。

SuicaのペンギンデザインをJRE MALLで購入

ワークマン 真空保冷ペットボトルホルダー(500ml専用)

ニトリ 冷たさ長持ちペットボトルホルダー(500~650ml)

ペットボトルを入れるだけ

ペットボトルを入れるだけの製品なので難しい操作はありません。パーツは本体とフタの2つだけで、フタを外してペットボトルを入れたら、再度フタをするだけ。飲み口部分はスクリュー形状なのでペットボトルはしっかり固定されます。真空二重構造なので本体は少し重く、重量は314gでした。

保冷効果については、筆者が購入した製品は約6時間が公式の保冷時間。ホルダーに入れた直後の麦茶の温度は3.1℃で、3時間後は9.9℃、6時間後は13.5℃、9時間後は18.3℃でした。同時刻にホルダーに入れていないペットボトルも用意しましたが、こちらは測定開始直後は同じく3.1℃、3時間後にはもう23.8℃まで上昇、6時間後は26.3℃で、この頃にはもう結露も出ず常温になっていました。

ペットボトルホルダーに入れた麦茶は、保冷効力時間とされている6時間後の13.5℃でも十分な冷たさ。9時間の18.3℃も、キンキンという訳ではないですか十分冷たい麦茶を飲むことができました。息子は麦茶がぬるくなると飲みたがらないのですが、ペットボトルホルダーを使うようになってからは時間が経っても冷たいままなのでゴクゴク飲んでくれて本当に買って良かったと思います。

パーツは本体とフタの2つ
本体にペットボトルを入れたらフタをするだけ。フタはフック付き
ペットボトルホルダー利用時
スタート時:3.1℃
3時間後:9.9℃
6時間後:13.6℃
ペットボトルホルダー非利用時
3時間後:23.9℃
6時間後:26.3℃

ペットボトル形状については、対応している500~600mlサイズなら問題なく入ります。最近はペットボトル麦茶の容量が増えており、670ml、680mlサイズのペットボトルは入れることはできますが、フタを完全には締められませんでした。落とす心配はなさそうでしたが、保冷効力をしっかり感じるなら対応サイズのペットボトルを入れるのが良さそうです。

600mlペットボトル
600mlペットボトルを入れてみます
無事にフタが締まりました
670mlペットボトル
コンビニで売っている670mlのペットボトルを入れてみます
フタは完全には締まりませんでした

ペットボトルをそのまま入れているのでホルダー自体は汚れず、洗浄についてもあまり気を使わなくて良いのは大きいメリットだなと思いました。食洗機は使えませんが、そもそもホルダーが汚れず口をつけることもないので洗うの面倒くさいな~と思わなくて良いのは高ポイントです。

今回はSuicaのペンギンデザインの製品を紹介しましたが、シンプルな製品なので他社製でも機能に大きな違いはないと思います。検索したところ価格はワークマンとニトリが安く(1,000円前後)、手に入りやすいのはAmazonといったところでしょうか。水筒よりペットボトル派、という方にはぜひオススメしたい製品です。

取っ手つきなのでフックに引っ掛けられます
西村 夢音