いつモノコト
スタバの新ポイント制度、どれが一番オトクか調べてみた
2023年7月3日 10:00
スターバックスのポイントプログラム「Starbucks Rewards(スターバックス リワード)」が1月にリニューアルしました。
このプログラムは、Web登録済みのスターバックスカードで支払うと、54円につきStarが1つ付与されるというもの。Starを貯めることで、ドリンク、フード、コーヒー豆などと交換できる電子チケットがもらえます。
以前はまずGreen会員からスタートし、1年以内に250 Starsを集めるとGold会員になり、Gold会員の状態で150 Stars集めると700円(税別)までの商品と交換できる電子チケット(Reward eTicket)が発行されるという流れでした。
1月のリニューアル後は、Green会員、Gold会員に関わらず、ためたスターに応じてeTicketと交換できるようになりました。また、商品と交換できるeTicketの価格設定も細分化され、150 Starsを貯めなくてもeTicketと交換可能になっています。現在の交換基準は以下の通り。リニューアルにより、価格基準は税込に変更されています。
- 30 Starsで54円分(店内55円)の「カスタマイズeTicket」と交換可能
- 100 Starsで300円分(店内305円)の「フードeTicket300」と交換可能
- 150 Starsで700円分(店内713円)の「フードeTicket700」、「ドリンクeTicket700」、「コーヒー豆/ティーeTicket 700」いずれか1枚と交換可能
- 400 Starsで「オリジナルグッズ」、1,900円/1,936円までのコーヒー豆/ティー関連商品と交換できる「コーヒー豆/ティーeTicket」いずれかと交換可能
リニューアル前も後も、チケット1枚で交換できる商品は1点のみ。以前は700円のチケットしかなかったため、300円のフードを買うのにチケットを使うのはもったいないという状況でした。それが交換できる価格設定が細分化されたので、より気軽にプログラムを利用できるようになったのがリニューアル後の大きな特徴です。
筆者はよくスターバックスを使っており、現在1,000 Stars以上貯まっているので、どのチケットにも交換できる状況です。貯まっているStar数はアプリトップページから確認でき、そこから簡単にeTicketに交換できます。
交換基準を見てみると、一番お得なのが400 Starsで1,900円分の商品と購入できるチケット、次いで150 Starsで700円分のチケットということがわかります。各チケットのStarsを金額換算すると以下のようになりました。
30 Starsチケット(54円分):1 Starsあたり1.8円
100 Starsチケット(300円分):1 Starsあたり3円
150 Starsチケット(700円分):1 Starsあたり4.66円
400 Starsチケット(1,900円分):1 Starsあたり4.75円
できるなら400 Stars貯めて1,900円分の商品と交換したいところですが、対象のコーヒー豆や茶葉は筆者の生活だと使うことがないので買う機会はなさそう。オリジナルグッズはポストカードやカードホルダーなどで、絶対に欲しい! という商品でもありません。
そうなると従来通り700円分のチケットで、フードかドリンクと交換するのが一番現実的、という結論に至りました。
54円分のカスタマイズチケットや、300円分のフードチケットの必要Star数がもうちょっと少なければ使いやすそうです。また、ドリンクチケットの700円というのも、コーヒーを買う人にとっては少々余ってしまう価格帯。500円のドリンクチケットが登場することに期待したいところです。
ただ、リワードのeTicketは便利になっている点もあり、以前はモバイルオーダーでは利用できず、店頭購入のみに対応していました。それが今年の2月からモバイルオーダーにも対応するようになり、リワードで交換したeTicketでの商品購入も店頭に並ばなくて良くなったのです。
筆者はスターバックスを利用するときはモバイルオーダーしか使わないので、これまでeTicketを利用する機会がなくStarが貯まる一方でした。今はeTicketがモバイルオーダーに対応したので、貯めたStarを使ってドリンクやフードの購入に充てたいと思います。