いつモノコト
LINEで相手に通知がいかない「ミュート送信」を活用する
2023年6月19日 08:00
LINEに「ミュートメッセージ」という機能があるのをご存知でしょうか。相手に通知されずにメッセージを送れる機能で、早朝や遅い時間、相手が仕事中の時間などに気兼ねなく連絡ができるというものです。
相手に通知がいかないとなるとメッセージに気付かれないのでは? という懸念もありますが、使い方次第ではなかなか便利だったので紹介したいと思います。
ミュートメッセージを使うには、スマホのLINEアプリから事前に設定しておく必要があります。アプリホーム画面右上にある歯車アイコンをタップし、「LINEラボ」を選択。その中に「ミュートメッセージ」という項目があるので、これをONにします。
あとはLINEからメッセージを送る際に、送信ボタンを長押しすると「ミュートメッセージ」が選択できるようになるのでこれをタップして送信します。
送信相手からの見え方は、通知をOFFにしている人からメッセージが来たときと同じようになります。プッシュ通知などはされず、トークリストにメッセージと未読バッジが表示されます。
ミュートメッセージの使いどころですが、私がよく使っているのは「画像+メッセージ」を送るとき。先に画像を、その後にメッセージを送ることが多いのですが、相手に通知がいくパターンだと、画像を送ってメッセージを打っている間に、画像だけ相手が先に開いて「既読」になることがあります。
既読になると、早くメッセージも送らなきゃ……! と焦ってしまうのですが、画像をミュート送信しておけば相手に通知がいかないので既読になる可能性が低くなります。後から送るメッセージだけ通常通りに送れば、画像+メッセージが揃った状態で相手に通知がいくので、この使い方をすることが多いです。
もちろん先にメッセージを送って、後から画像を送るのでも良いのですが、そうすると相手への通知で「写真を送信しました」だけが届きます。好みの問題ですが、「写真を送信しました」の通知だけ来るのが苦手で、内容によっては返事を後回しにしたいから既読を付けたくないけど画像の内容が気になる……と思ってしまいます。
相手にもそう思ってほしくなく、できるだけ「画像→メッセージ」の順で送りたいので、画像を送る際はミュート送信を活用するようになりました。
もう1つミュート送信を使っている場面は、会社の同僚と行なっている「ダイエットLINE」グループの場です。その日の食事や運動記録、体重の増減などを報告するLINEグループを作成しているのですが、あくまでも報告がメインでコミュニケーションに重きを置いてないので、報告LINEをする際は各自ミュート送信でメッセージを送るようにしています。
朝昼晩、1日の食事記録を画像とともに夜にまとめて送ることもあるので、通知が何度もいかないように、ミュート送信を利用しています。お互いに通知をオフにしておくという方法もありますが、ミュート送信ならこちらの意思で相手に通知せずにメッセージが送れます。
シンプルに夜間や早朝に相手に連絡したいときにミュート送信を使うのも良いですが、何も知らされていないと気付かれない可能性もありますし、受け手からすると「この人からの通知をONにしているのに新規メッセージが来た際に通知がこない。不具合かな?」と思われる心配もあります。ミュート送信を使う可能性がある相手には、事前に機能のことを伝えておくと良さそうです。
なお、ミュートメッセージ機能を設定できる「LINEラボ」とは、LINEの正式リリース前の新機能を一足先に試せるサービスのこと。スマホ版のLINEアプリなら誰でも使えます。
以前紹介したトークルームを「友人/グループ/公式アカウント/オープンチャット」の4つのカテゴリーにフォルダー分けできる「トークフォルダー」もLINEラボ内にある機能で、ほかにもいくつかの新機能が試せるようなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。