浴室の防カビに効果大。ルック「防カビくん煙剤」が手放せない

ルック おふろの防カビくん煙剤

浴室のカビが気になります。定期的にカビ掃除をしても1～2カ月でまたカビが生える……そんな状態を脱したいと思い、試してみたのがライオンの「ルック おふろの防カビくん煙剤」です。

容器に水と金属缶を入れて浴室に置くことで、除菌成分「銀イオン(Ag)」の煙が浴室の隅々まで届き、黒カビの原因菌を除菌するというのが本製品の主な特徴。使い始めてみたら本当にカビが発生しなくなったので紹介したいと思います。価格は3個入りで1,320円でした。

左の容器に水を入れ、右の袋から金属缶を取り出してセットして浴室に置くだけで防カビができるという商品です

ライオンによると、カビ掃除をしても約2カ月でまたカビが発生してくるようになるそうです。なので2カ月に1回、カビが発生する前に防カビくん煙剤を使うことで、浴室にカビが発生せずキレイな浴室をキープできるとのこと。

使用前の準備はほぼいらず、浴室にある椅子や子供のおもちゃなどもまとめて除菌できるので片付ける必要はありません。浴室が濡れていても乾燥していても問題なく使えます。

なお説明書には、除菌できる素材としてプラスチックや木、タイル、ガラス、ステンレス、ホールなどが紹介されています。注意が必要な素材は銅(排水トラップ)、しんちゅう(装飾金具)、トタン(バケツ)などで、これらが浴室にある場合は覆いをするか浴室外へ出すよう記載されていました。

使用できる素材、できない素材

2カ月スパンの使用でカビ知らずの浴室に

使用時はまず、窓がある場合は閉めて、換気設備を止めます。あとは容器に水と金属缶を入れて、90分以上放置するだけ。水と金属缶を入れたら付属のリングフタを付けるのですが、割とすぐに煙が出始めます。

初めて使ったとき、どれくらいで煙が出るのか気になり上から覗き込んだら、すぐに勢いよく煙が出てきて吸い込みそうになりました。フタをしたらすぐに浴室から出た方が良さそうです。また、セット後の缶はすぐに熱くなるようなので触らないように気をつけましょう。

煙が勢いよく出るのは最初の10秒だけで、その後5分ほどで落ち着きました。浴室の外まで煙が漏れることはありませんが、香り付きなので洗面所までくん煙剤の香りはほのかに漂っていました。

90分放置したら、30分ほど換気して完了。洗い流す必要はありませんが、おもちゃなど口に入れる可能性があるものは洗い流します。

規定量の水を入れます

金属缶をセット

リングフタをします

90分放置。椅子やおもちゃもそのまま。割とすぐに煙が勢いよく出るので、セットしたらドアを閉めて浴室から出ます

使用後の金属缶は熱によって黒く焦げていましたが、安全性や防カビ効果の品質には影響はないそうです。缶の廃棄は、分解せずにそのまま自治体の区分に従って捨てます。主な材質は金属なので、「不燃ゴミ」や「小型金属」などが該当します。

90分放置後。金属缶が焦げていました

筆者の場合、1年前に気合を入れて浴室のカビ掃除をして、その後初めて防カビくん煙剤を使用。以降、2カ月経ってもカビが発生しなくなりました。そこで油断せずまた防カビくん煙剤を使用することで、カビ知らずの浴室をキープできています。

一度、2カ月スパンの防カビくん煙剤の使用を忘れてしまったところ、3カ月目でカビが生えてくるようになりました。くん煙剤を使っていなかったときは2カ月経たずにカビが生えていたので、防カビくん煙剤はしっかり効果があることを実感しました。とはいえ使わなくなるとまたカビは生えてくるので、カビが生える前に2カ月スパンでの使用は継続したいと思います。

ちなみに公式サイトによると、カビが生えた状態でも防カビくん煙剤の使用はOK。それ以上カビが広がるのを防ぐ効果があるようです。本製品で既に生えているカビが取れる訳ではないので、そこは注意が必要です。カビ掃除の時間がないときは先に防カビくん煙剤でカビの広がりを防ぎ、後から時間のあるときにカビ掃除をしても良いとのこと。

前準備がほぼいらず、効果も実感しやすい本製品。これまでカビ掃除に悩まされていたのが嘘のようにカビ知らずの浴室をキープできており、もっと早く使えば良かったと思うほどでした。使ったことがない人にはぜひオススメしたいアイテムです。