いつモノコト

DIY作業が楽になるVESSELの軽量電動ドライバー「220USB-1」

VESSEL「220USB-1」。赤いスライドレバーを前後にするだけで正逆回転ができる

数年前に秋葉原のケーブル屋さんで見つけた電動ドライバー。当時は高くてなかなか買えませんでしたが、ネットサーフィンをしていたらAmazonで安くなっていたので買いました。VESSELの電ドラボール「220USB-1」で、コンパクトタイプの電動ドライバーです。価格は3,000円でした。

電ドラボールの魅力は軽さ!

筆者は修理をしたりモノを作ったりする際によくドライバーを使う機会があります。そこで重宝するのが電動ドライバーです。しかし電動ドライバーはどれも重く、マキタのコンパクトタイプを使っているものの、連続の使用ではやはり疲れます。

筆者が使っているマキタの「DF030D」は、電動ドライバーの中では軽い方ですが、それでも896gありますので、5~6回使っているうちに手が疲れてきます。

マキタ電動ドライバー「DF030D」

マキタの電動ドライバーと使い分けるため、普通のドライバーとしてVESSEL「220 P.1-75」を購入しました。重量は52gで軽いのですが、電動ドライバーに慣れた身には、やはり手首が疲れてしまいます。

VESSELボールグリップドライバー「220 P.1-75」

そこで購入したのがこの電ドラボール「220USB-1」です。さすがに普通のドライバーと比べると重いですが166gなので電動ドライバーの中ではめちゃ軽いです。これなら連続使用でも疲れなくて済みそうです。

VESSEL電ドラボール「220USB-1」

手動と電動のいいとこ取り。充電はUSB

実際に使ってみると、めちゃ便利でした。普通のドライバーのような手に収まるサイズ感でありながら、ドライバーの先がグルグル回ってくれます。楽々ネジのつけ外しができます。また、赤いスライドレバーを前後にするだけで正逆回転ができるのも便利です。

ただ、やや固いネジはトルク不足で取れません。そんな場合は、普通のドライバー感覚のように手動で回します。製品ページでは、「早締めは電動モーターで、本締めは手動のドライバー感覚で」と記載してありますが、仮締めを電動で行ない、本締めは手動でといった使い方が基本となります。

電動を使わないときは普通のドライバーとして使えます。電動時の最大出力トルクは2N・m、手動時の耐久トルクは10N・mまで対応しています。

ネジを外している様子。電源を入れるとLEDが光る

なお、ビット(先端工具)は+2のものが付属します。カラーボックスやテレビラックなどの組み立ては大抵これで対応できますが、+1のビットもあると活用の幅が広がると思います。

電動ドライバーの先端(スリープチャック式)

また、USB接続で充電できる点も気に入っています。わざわざバッテリーを外さなくても本体とUSB充電器を接続するだけで充電ができます。連続使用時間は40分(無負荷時)で充電時間は約60分です。

USBで充電している様子
西園寺正太郎

趣味はオーディオとモノづくり、湯豆腐と鯵が好きなちょっと渋い20代。ブログは https://saionjihouse.com/