いつモノコト

ちょい飲みに最適。タイガーの“夢重力”ミニボトル

iPhone11と「TIGER MMP-J021」

2年ほど前から小さい水筒を目にするようになりました。私はコーヒーや紅茶を大量に飲むためそんな小さな水筒では足りないと思い購入までは至らなかったのですが、便利だと聞き購入したところ今ではこれしか使っていないほどお気に入りになりました。メインに使っているのが「TIGER ステンレスミニボトル サハラマグ」です。

このステンレスミニボトルは、容量が200mlから600mlまでラインナップがありますが、購入したのは一番小さい200mlの「MMP-J021」。重量が約110gと各社のミニボトルの中でも群を抜いて軽量で、TIGERでは“魔法をかけたような軽さ”の「夢重力」とキャッチコピーを付けています。

散歩に持ち運べるミニボトル。ちょい飲みに最適

水を入れて測ると約315g

今まで水筒を持っていくのは花見や旅行などのイベント時でしたが、ここまで軽いと散歩や買い物という日常でも使う機会が増えます。実際に持ち歩いてみると飲み物を買うほどではないけど喉を潤したいというタイミングがありました。特にこれから暑くなるのでこまめな水分補給は大事です。

軽いだけでなく、リュックのサイドポケットに入るちょうどいい大きさなので、躊躇せずに持ち運べます。

無印良品の「肩の負担を軽くする撥水リュックサック」に入れました。

小さめのボディバッグにも入ります。ただし取扱説明書ではもれを防ぐため立てて入れることを推奨しています。

ユニクロのボディバッグ

ミニボトルに入る200mlはコップ1杯分、コンビニコーヒーのSサイズより少し多めの量になります。喉が渇いているときには一気に飲み干してしまう量ですが、実際に散歩しながら使ってみたところ4、5回ちょい飲みできる量でした。

ミニボトルにいれた麦茶をコップにうつしてみました

6時間後も熱々を保つ保温性

実験開始(91.9℃)

一般的に水筒は大きいほど保温効果が高いのですが、このミニボトルは真空断熱により冷たい飲み物も、温かい飲み物も長時間温度をキープできます。

説明書では、保温効果は6時間後も60℃以上を保つとされています。実際に、ミニボトルに熱湯をいれて実験してみました。

熱湯を入れて蓋を閉めて6時間放置してみました。熱湯をいれた直後の温度は91.9℃でしたが、6時間後に測ってみると59.8℃で、メーカー公表の60℃とほぼ変わらない温度を保っていました。さらに3時間後には52.1℃と飲みやすい温度になっていました。熱々を楽しみたいなら6時間で飲み切るくらいがベストのようです。

6時間後(59.8℃)

在宅ワーク中でも熱々のコーヒーが楽しめる

このミニボトルのコンパクトさと保温効果を利用して、在宅ワーク時はコーヒーを2杯分淹れるようになりました。1杯はすぐ飲み、1杯はミニボトルへいれておきます。以前は保温機能が付いているコーヒーメーカーを使っていたのですが欲張って大量に作ってしまったり、夕方にはぬるくなり味が落ちたりしていました。

この方法に変えてから、集中力が切れた頃に新しくコーヒーを淹れるようになり、ちょうど良い気分転換になります。緊急事態宣言時にコーヒーを豆から挽いて、ハンドドリップに目覚めた方も多くなったと聞きます。

自分で丁寧にドリップしたコーヒーは格別ですが、ミニボトルは小さいので机の脇に置いていても邪魔にならないサイズが嬉しいです。

そして使った後の手入れも簡単です。蓋のパーツが少ないため洗うのは本体、蓋、パッキンと3パーツのみ。さらに匂いが付きやすいパッキン部分が小さいため、ボトルからコーヒーの匂いが取れないということもなくなりました。

本体、蓋、パッキン

水筒は大きいほうが良いという先入観を覆された小さい水筒。小さくすることで携帯性と利便性が増すのは新しい発見でした。あまりに使い勝手が良いので色違いか容量違いを買い足そうかと検討しています。

だん薫

三度の飯よりガジェットが好きな漫画家。フットワーク軽く日々新しいガジェットやおもしろグッズ、情報を探しています。ペットはソニーの「aibo」 Twitterは@dangadge