いつモノコト
PayPayで「自動車税」を払ってみた。ポイントも貰える
2021年5月15日 09:15
【編集部注】この記事は2021年のものです。2022年4月からはPayPay請求書払いでのポイント付与は終了しています。2022年の最近記事は下記のリンクから読むことができます
今年も自動車税納付の時期がやってきました。筆者はいつも、自宅から納税できる「ペイジー」で支払っていいたのですが、ペイジーで使用する番号は毎回手で入力する必要があり、年に一度のこととはいえ、手間でした。
しかし、いよいよ筆者の住む埼玉県でも、自動車税の支払いにスマートフォン決済サービスが利用できるようになりました。今年から「PayPay」「LINE Pay」「PayB」が利用できます。筆者は普段、PayPayを使っていますし、これなら支払時にポイントもつきますので、使わない手はありません。早速手続をしてみることにしました。
埼玉県では今年から可能になりましたが、PayPayの公式ページによると、現在PayPayで自動車税を支払える自治体は全国42都道府県になります。対応エリアはかなり広がりました。
PayPayでの支払い方法は簡単です。郵送されてきた「自動車税(種別割)納税通知書」にあるバーコードをPayPayアプリのバーコード決済で読み込むだけです。
ただし、注意点もあります。クレジットカードやペイジー、スマートフォン決済では、納税証明書が発行されません。手続日から2週間ほどは、運輸支局等での納付確認もできないため、納税後にすぐ車検を受ける予定の場合は、納税証明書が発行される金融機関やコンビニで納税することをお勧めします。
なお、オンラインによる決済では納税証明書は発行されませんが、運輸局に記録が残るため車検時に納税証明書は不要です。上記の通り納付手続の直後は納付確認ができませんが、通常2週間後からは納税証明書が無くても車検を受けられます。この点もオンライン決済のメリットです。
また、クレジットカードやスマートフォン決済は「納期限内」でのみ決済が可能です。期限を過ぎると納付できなくなるので5月31日までに納付しましょう。ペイジーの場合は納付期限を過ぎても納付ができます。
まずは納税額を確認
まずは、毎年の事なのでもう金額は覚えているのですが、一応支払金額を確認します。今年も45,000円です。さっそくPayPayに同額をチャージしました。筆者は先日マイナポイント申請をPayPayで行ないましたので、残りのマイナポイントも一緒にチャージされました。マイナポイントの還元上限を大きく超えたチャージ金額ですので、これでマイナポイントは全て使い切りました。
あとは、自動車税(種別割)納税通知書のバーコードをPayPayでスキャンします。バーコードの読み込みが完了すると、税金の納付先と金額が表示されます。内容を確認して「支払う」をタップすれば支払いが完了します。
支払いが完了すると、付与されるポイントも表示されます。今回は45,000円の0.5%にあたる225円相当のポイントがつきました。「詳細」をタップすると付与予定日が分かります。今回は6月10日に付与される予定のようです。
PayPayなら、使えば使うほどポイントがアップする「PayPaySTEP」を利用すれば、最大1.5%のポイントを受け取ることができます。自動車税納付前にあらかじめPayPayを使い込んでおくのもアリかもしれません。
手軽に納税してポイントも貰える
支払い方法にはクレジットカード払いもありますが、こちらは支払時に手数料がかかってしまうのが難点です。それに比べ、PayPayによる支払いでは逆にポイントが加算されるメリットがあります。またペイジーのようにあらかじめインターネットバンキングの契約をしておく必要もありませんし、手動で数字を入力する必要もありません。
操作自体はとても簡単で、普段PayPayを使っている人なら迷うことはないでしょう。同じ税金を納めるのなら、手軽に納税できてポイントも貰えるPayPayはお勧めです。
【5月20日更新】オンライン決済では車検時に納税証明書が不要な件について文章を追加しました