いつモノコト
「温泉たまご器」ならスーパーで買うよりコスパ良し。固さも好みに
2020年3月17日 08:15
温泉たまごには、半熟たまごとは違った独特の食感があってファンも多いだろう。筆者もその1人なのだが、スーパーなどで売っている温泉たまごはなかなか良い値段。自宅で作れれば……と考えていたところで見つけたのがこの「まろやか 温泉たまご器」だ。ドン・キホーテで500円(税込)で購入した。
ちなみに温泉たまごとは、黄身と白身の固まり具合が半熟たまごと逆で、黄身が固まって白身が固まっていないものだ。柔らかい白身の部分も美味である。60℃から70℃のお湯に数十分浸して作られるが、一般にコンロに載せた鍋では作るのが難しい。
そこでこの温泉たまご器の登場である。パッケージに書かれた正確な製品名は「22665 まろやか 温泉たまご器」で、輸入販売元はエムティートレーディングとなっている。電気は使わず、たまごとお湯を入れて待つだけで温泉たまごができるという触れ込みだ。本体は3重構造ということで中間部に断熱材が入っていた。
基本的な作り方は、たまご(2つまで)を付属のエッグスタンドに乗せて温泉たまご器に入れ、そこに沸騰したお湯を注ぐというもの。そして常温のたまごは約20分、冷蔵庫から出したたまごは約25分(いずれもMサイズ2個の場合)待つ。
待ち時間は気温などによっても変わるようで、冬場の今は常温のたまごで25分ほどおくと黄身がやや堅めの温泉たまごができあがった。ちゃんと白身が半凝固状態で、市販の温泉たまごに近いものだ。できあがり時のお湯の温度は60℃ほどを維持していた。浸す時間で固さはコントロールできるので、何回か試して最適な時間を見つけておくと使いやすい。
待ち時間が結構掛かるので、食べたいときに作るよりも、前もって作っておいて冷蔵しておくとすぐに食べられてよい。安価なアイテムだし、お湯に付けておくだけということで半信半疑で買ってみたが、結構良い買い物だったと思う。
温泉たまごはそのまま食べるほかに、パスタ、サラダ、ラーメン、トースト、カレー、丼物などかなりいろいろな料理と相性が良い。このアイテムが1つあると、料理を何倍も美味しくいただけること請け合いだ。