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「Olive」500万件突破 スマホ世代をつかんだワンストップ金融

三井住友銀行と三井住友カードは、個人向け総合金融サービス「Olive」(オリーブ)のアカウント開設数が500万件を突破したと発表した。サービス開始から2年での到達。

「Olive 」は、銀行口座、カード決済、ファイナンス、オンライン証券、オンライン保険などの機能をスマートフォンのアプリ上でシームレスに組み合わせたサービス。金融サービスにおける「NEW STANDARD」を標榜し、2023年3月にスタートした。

サービス開始から2年間で、各業界のトッププレイヤーとの業務提携のほか、機能面では他行口座からOlive アカウントへ自動入金できる「定額自動入金サービス」、手持ちのクレジットカードを最大5枚まで追加できる「支払いモード追加サービス」など、継続的なアップデートを行なってきた。

銀行・カフェ・シェアオフィスが一体型になった新店舗「Olive LOUNGE」も積極的に展開する方針。東京では計3店舗を展開済みで、4月には大阪でもオープン予定。

「Olive」ユーザーの特徴も公開されている。サービス開始以降、新規で口座開設をしたユーザーの約半数が20代以下だった。また、新規口座開設数を年代別にみた場合、Olive提供開始以前と同期間の開設数を比べると、特に40代では211%、50代では222%と顕著に伸びており、幅広い年代のユーザーが開設した様子が明らかになっている。