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ヨドバシら参画の札幌駅南口再開発着工 33階建て複合施設

JR札幌駅南口の、北5条・手稲通と札幌駅前通の交差部に位置する延床面積約20.3万m2の再開発事業の新築工事が始動した。33階建ての南棟と9階建ての北棟で構成される商業・業務・宿泊滞在機能を有する複合施設開発が、2028年7月の竣工を目指して進められる。

「北4西3地区第一種市街地再開発事業」として進められているプロジェクト。平和不動産、ヨドバシホールディングス、鹿島建設、ダイビル、中央日本土地建物が組合員として参加している。同再開発組合は3月3日に起工式を行ない、着工した。

商業・業務・宿泊滞在機能といった、札幌都心のビジネス機能の強化や、賑わい・交流を促進する都市機能の整備を行なう。また、地下鉄南北線さっぽろ駅改良事業と一体的に進めることで、街区内外をつなぐ地下歩行者ネットワークを強化し、札幌駅周辺の交通利便性と回遊性の向上を図る。

所在地は札幌市中央区北4条西3丁目。事業区域面積は約1.7ha。規模は、南棟が地上33階・地下5階、高さ約160m、敷地面積約5,330m2、延床面積約128,340m2、北棟が地上9階・地下7階、高さ約60m、敷地面積約5,330m2、延床面積約4,810m2。主要用途は、南棟が事務所、店舗、駐車場等、北棟が店舗、駐車場等。