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高輪ゲートシティアプリ開始 3月27日まちびらき
2025年3月24日 17:10
JR東日本は、3月27日にまちびらきする「TAKANAWA GATEWAY CITY」のアプリを公開した。
iOS、Androidに対応した「TAKANAWA GATEWAY CITYアプリ」は、鉄道運行データやロボット、Suica等の情報を連携し、滞在時の快適性を高めるサービス「TAKANAWA INNOVATION PLATFORM」の一環として配信されるアプリ。都市OS「TAKANAWA GATEWAY URBAN OS」、街独自アプリ「TAKANAWA GATEWAY CITYアプリ」、さまざまなロボットを制御する「ロボットプラットフォーム」で構成されたプラットフォームで、街を訪れるすべての人を支える快適なサービスを実現するという。
アプリでは、TAKANAWA GATEWAY CITY内の施設マップやイベント情報、フリーWi-Fiの接続機能などを搭載。Suicaと連携し、高輪ゲートウェイ駅の改札を出場するとお得情報やイベント案内なども通知する。
4月11日からは、ロボットによるフードデリバリーサービスを開始。スマートフォンで注文した商品をロボットが指定の場所まで届ける。
4月のまちびらきイベントでは、マルシェでドリンクのデリバリーサービスを実施。TAKANAWA GATEWAY CITYアプリの「モバイルオーダー」から商品を選択して注文し、マルシェエリア付近に待機しているロボット(最大2台)が、エリア内の指定された場所まで配送する。
対象商品はトレインウォーターや、acure madeの飲料など。開催日時は4月11日~6月29日 10時~18時。雨天時は中止される。
情報提供機能は、生成AIを活用した「まちこえ」として搭載。TAKANAWA GATEWAY URBAN OSに蓄積したイベント情報など街のデータをもとに、フロアマップ内にて、リアルタイムな情報をポップアップで発信する。街を回遊しながら、開催中のイベント情報等を確認可能。
将来的には、アプリに登録された個人の嗜好や利用履歴等の情報と、店舗やイベントに関する街が提供する案内情報をAIが掛け合わせ、利用者が求める最適な情報を提供することを目指す。
Suicaを活用した「タッチトリガー」機能では、自動改札機にSuicaをタッチすると、アプリにお得な情報やイベントの案内等の通知が届く。街を訪れる人はリアルタイムで、最新のTAKANAWA GATEWAY CITYの情報を受け取れるという。
今後は、ビス内の社員食堂からオフィスへのフードデリバリーサービス、街にできる予定の薬局からロボットによる医薬品のデリバリーサービス、レジデンス棟と連携して改札通過のタイミングで自宅のエアコンが作動する機能、スーパーからレジデンスへの日用品配送、Suicaによるイベントチケット機能などをリリース予定としている。